卒業生からのメッセージ
川真田 崇了さん(徳島県立城東高等学校出身) 令和4年度卒業生
学校法人北広島竜谷学園 広島幼稚園 幼稚園教諭
北広島市にある広島幼稚園で幼稚園教諭として働いています。広島幼稚園では園所有の森である「やかましの森」をはじめとした豊かな環境のなかで、毎日子どもたちと全力で遊び、向き合い、たくさんのことを学ばせてもらっています。
社会保育学科では、自然を活かした講義を通して全身を使って楽しく遊ぶという経験を積み重ねることができ、それが保育実践のなかで活かされています。また学生が主体となるグループワークも多く、一つの課題や目標に対して学生同士で意見を言い合ってきたことが、現場で職員と連携をとったり、保育について考え合ったりする力につながっていると感じます。
まだまだ保育者として未熟ですが、これからも大学での学びを活かして、子どもたちが自分らしさを発揮しながら過ごしていけるように支えていきたいと思います。
岸波 佳奈子さん(福島県立磐城桜が丘高等学校出身)令和3年度卒業生
福島県 いわき市立錦保育所 保育士
社会保育学科を卒業し、公立保育所の保育士として働いています。
現場では、経験しないと分からない実態や専門性ばかりに直面します。大学で学んだ知識も活かしつつ、先輩の保育を参考にしたり、相談したりしながら楽しんで仕事をしています。幼児期という人間形成の基礎を培う重要な時期に携わり、子どもたちと一緒に笑ったり泣いたりと様々な思いを共有することで、保育士という仕事の醍醐味を味わっています。
仕事が楽しいと思うことができるのは、大学生活で様々な人やモノの見方・考え方を学び、自身の価値観が広がったからだと実感しています。保育士になる決心がついたのも、大学での学びがあったからです。それが今、自分の保育観をつくっていくうえでの土台となっています。
私は道外から名寄市立大学に進学し、大学生活で不安なこともたくさんありました。しかし、道外出身の学生も多く、社会保育学科の優しい先生方や大学の様々なサポートのおかけで、本当に充実した4年間を過ごすことができました。道外から進学を考えている皆さんには、安心して名寄市立大学を選んでほしいと思います。貴重な学生生活をぜひ名寄の地で過ごしてみてください。
谷口 愛美さん(北海道音更高等学校出身)令和3年度卒業生
社会福祉施設よいち福祉会 児童養護施設櫻ヶ丘学園 保育士
私は仁木町にある児童養護施設櫻ヶ丘学園で保育士として勤務しています。現在施設には2歳から19歳の子どもが生活しています。一緒に過ごす中で子どもたちが安心して健やかに成長できるように支援をしています。支援の中心は養育(子育て)になります。子どもたちを長期的に支援でき、その成長を身近で感じることが出来るところが魅力と感じています。
実際に働いてみると、名寄市立大学の連携教育や社会保育学科で学んだ知識・経験は、子ども一人一人を施設職員だけでなく学校や地域、児童相談所など子どもに携わる他機関と協力・連携し支援する事へつながっていると感じます。毎日が勉強・反省の日々ですが、子どもと向き合い子どもに寄り添った支援が出来るよう努めています。