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看護学科卒業生からのメッセージ

kusano

加藤 珠 さん(北海道浦河高等学校出身) 令和2年度卒業生
国家公務員共済組合連合会斗南病院 看護師

 看護学科を卒業し、札幌市にある国家公務員共済組合連合会斗南病院の9階病棟で勤務をしています。9階病棟は腫瘍内科、リウマチ膠原病科、放射線治療科・診断科の混合病棟であり、癌の患者さんが多く、化学療法や放射線療法を行うことが多い病棟です。私自身働いたばかりで大変な時もありますが、病棟の先輩方が優しく指導して下さるため心強く、日々できることが少しでも増えたときは看護師としてのやりがいを感じます。

 名寄市立大学ではたくさんの方々と出会い、学び、多くの経験ができました。卒業後の今でも、出会った先輩や同級生との関わりを大切にしています。これまでの経験を大切にし、一人一人の患者さんが少しでも日々の生活を苦痛なく、その人らしく過ごせるよう看護師として支えていきたいと思います。

kusano

藤田 悠乃 さん(北海道士別翔雲高等学校出身) 令和2年度卒業生
名寄市立総合病院 看護師

 看護学科を卒業し、名寄市立総合病院5階西病棟に勤務しています。5階西病棟は、地域包括ケア病棟という患者さんの在宅復帰に向けた医療管理、診療、看護、リハビリを行う事を目的とした病棟です。看護師として勤務し毎日辛いこともありますが、患者さんからの感謝の言葉や笑顔を力に変えて仕事をしています。また、先輩方や他の医療従事者の方からも学ぶことが多く充実した日々を過ごさせていただいています。

 働き始めてから自分のしたい看護とは何か改めて考えた時がありました。大学時代の連携教育で他学科や地域の方々と関わる機会があり、沢山の価値観に触れてきました。看護の現場でも患者さんには一人一人違う背景があります。私は患者さんの思いに寄り添い、患者さんを俯瞰的に看れる看護師になりたいと思いました。これからも大学で学んできた経験を生かしながら、患者さんにとって必要な看護ができるよう頑張っていきたいです。

kusano

稲村 美渚 さん(北海道釧路湖陵高等学校出身) 平成31年度卒業生
国家公務員共済組合連合会三宿病院 看護師

 看護学科を卒業し、国家公務員共済組合連合会三宿病院の3階東病棟に勤務しています。3階東病棟は脳卒中センターであり高度急性期病棟です。脳卒中は早期の離床が大切になるため病棟内に理学療法室や作業療法室があり、様々な職種と連携して医療サービスを提供しています。

私は働き始めて間もないですが、患者さん1人1人症状や麻痺の重さなどが異なるため、個別性を大事に看護ができるよう心がけています。また、その中で回復していく様子をみるとより良い看護を提供したいと感じます。

大学生活では、名寄だからこそ経験できることや培うことの出来る絆があり、入学して良かったと思っています。職場の同期から話を聞くと、名寄では様々な経験をさせてもらっていたことを感じることができました。そして大学時代の友人は、相談し合える大切な存在となっています。これからも大学生活で培ってきたものを大切にしつつ自分の理想の看護師に近づけるよう頑張っていきたいと思います。

中鉢 夢乃 さん (北海道江別高等学校出身)令和2年度卒業
剣淵町役場健康福祉課保健グループ 保健師

 看護学科を卒業し、保健師として剣淵町で勤務しています。業務は乳幼児健診など母子保健に関するものと、地区担当の家庭訪問や健康相談を行っています。新型コロナウイルスの影響により、集団の健康教育など一部例年通りには行えていない業務もありますが、感染予防対策を徹底しながら保健事業を行っています。

 私は入学時に看護師を志望していましたが、大学で保健師の講義を受け、予防の重要性や、広い視野で地域全体の健康を支えていく業務に興味をもち、保健師を目指しました。大学生活は、初めての一人暮らしや、実習など大変なこともたくさんありましたが、友人や家族、先生方など多くの人に支えられ乗り越えることができました。特に4年生で行った実習では、保健師の役割や人との関わり方など多くのことを深く考えることが出来ました。実習メンバーとは今でも連絡を取り合い、心の支えになっています。

 保健師になってまだ間もなく、日々の業務はわからないことや難しいこともありますが、優しい先輩方に支えられています。また、大学の同期と電話で情報交換をしたり、互いに励まし合いながら日々過ごしています。住民の皆さんのお役に少しでも立てればと思い、今後も勉強して成長していきたいと思っています。

hoshi

星 春香 さん(北海道登別明日中等教育学校出身)平成31年度卒業生
苫小牧市健康こども部健康支援課(苫小牧市子育て世代包括支援センター)

 看護学科を卒業し、苫小牧市健康こども部健康支援課の保健師として勤務しています。私は、新生児訪問や乳幼児健診など主に母子を対象とした支援をしています。子どもの成長を一緒に見守り、支えられる仕事に喜びを感じ、健やかな日常づくりのお手伝いができればと思いながら毎日過ごしています。

名寄市立大学は、学生同士の距離が近く、自分のことを素直に話し合える仲間ができました。また、授業を通して、地域のつながりを身近に感じながら学ぶことができました。この経験があったからこそ、私は、地域の方々とのかかわりを大切にし、生活を支えることのできる保健師という職業に誇りを持っています。今後は、大学で学んだことを大切にして、尊敬する先輩方のもとでさらに成長していきたいと思っています。

庄司 美有 さん (北海道浜頓別高校出身)平成30年度卒業
猿払村役場保健福祉課健康推進係

 看護学科を卒業し、猿払村保健福祉総合センターに勤務しています。私は乳幼児健診や母親学級などの母子保健業務を担当しています。また、担当地区の家庭訪問や健康相談なども行っています。地域住民のもつ多様なニーズや健康課題を支援する保健師の仕事に難しさを感じますが、優しい先輩方と同期に支えられながら業務に取り組むことができています。また、地域住民の笑顔が日々の活力となっています。

 私は入学時から人々の健康を支える保健師になることを目指し、大学4年間を過ごしました。実習やレポート、試験などで忙しく大変なこともありましたが、たくさんの友人と先生方に支えられて乗り越えることができ、卒業後も私を支えてくれる大切な存在となっています。私はまだ働き始めたばかりですが、地域住民一人ひとりと真摯に向き合い、健康で幸せな生活を手助けできる存在になれるよう努力していきたいと思います。

miura

髙橋 七瀬 さん(北海道札幌北高等学校出身)令和2年度卒業生
天使大学大学院 助産研究科 助産専攻 助産基礎分野

 看護学科を卒業し、天使大学大学院助産研究科助産専攻助産基礎分野に進学しました。職業専門大学院であるため、お産のことだけではなく、助産師として女性の一生に携わるための専門的な講義が多く、演習や課題もあって忙しい毎日ではありますが、同じ志を持つ同期と助け合い充実した日々を過ごしています。また、キリスト教系の大学であるため、看護師免許を持つ神父様やシスターと交流する機会もあります。

 名寄市立大学は少人数制のため、クラスメートや先輩後輩、先生方との距離が近いのが特徴だと思います。困ったことがあれば皆さん真摯に対応してくださり、優しく手厚いサポートをしてくれました。卒業した今でも大学時代のクラスメートとはよく連絡を取っており、励みになっています。名寄市立大学での4年間で得た多くの知識や経験を活かし、助産師として社会貢献を果たすため、これからも日々研鑽を積んでいきたいと思います。

miura

神野 理保 さん(北海道滝上高等学校出身)令和2年度卒業生
北海道立旭川高等看護学院助産学科 進学

 名寄市立大学を卒業し、北海道立旭川高等看護学院助産学科に進学しました。毎日の講義や課題に加え学科・技術テスト、実習に向けた準備と忙しい毎日ではありますが、クラスメイトや教員に恵まれとても充実した日々を過ごしています。新型コロナウイルス感染拡大により不自由な生活が続いていますが、学校での技術演習や臨地実習ができる環境に感謝し、さらに学びを深めていきたいと思います。

 私が助産師を目指したきっかけは、命の誕生の喜びや素晴らしさを多くの方と共有したいと思ったからです。名寄市立大学で看護を学ぶ中で、その思いはより一層強くなりました。進学し、新たな知識を得る中で、名寄市立大学での4年間の学びが基盤となっていると感じます。友人の支えや先生方の熱心なご指導により、現在も学び続けられていることに深く感謝しています。同期だけでなく先輩や後輩、先生方との出会い、そして名寄での学びを大切に、自分の夢に向かい努力し続けていきたい思います。

miura

三浦 萌里 さん(北海道中標津高等学校出身)平成31年度卒業生
敦賀市立看護大学助産学専攻科 進学

看護学科を卒業し、敦賀市立看護大学助産学専攻科に進学しました。講義や実技演習に加えて、課題も多く、とても忙しいですが、同じ夢を持つクラスメイトと支えあいながら充実した日々を過ごしています。進学後も、大学時代の友人や先生方に悩みを聞いてもらえたことで、辛いことも乗り越えられています。

名寄市立大学は、同期だけでなく、先輩後輩・先生方との距離が近く、とても温かい大学だと思います。看護を学ぶ4年間は楽しいことばかりではありませんでしたが、恵まれた環境と仲間のおかげで、沢山の学びを得ることができました。名寄で得たものは、今、中学生の時からの夢である助産師になるための活力となっています。産婦さんが「楽しい、また子どもを産みたい」と思えるお産を経験するためのサポートができる助産師になれるよう、これからも頑張っていきたいと思います。

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