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学長挨拶

  学長

4学科体制となり「ケアの未来をひらく」人材を育成

 名寄市立大学は1960年に設立された「名寄女子短期大学」を始まりとし、2006年に栄養学科、看護学科を4年制に変更し、さらに社会福祉学科を加え「名寄市立大学」として新たに開学しました。

 2016年からは短期大学部児童学科の募集を停止し、4年制の「社会保育学科」を開設してきました。このように、本学はそれぞれの時代の要請に応え、半世紀以上の歴史を重ねて、これまで8000名以上の卒業生を送り出してきました。

 「ケアの未来をひらく」これは名寄市立大学のキャッチフレーズですが、ソフトウェアだけではなくITを中心としたテクノロジーの発展を取り入れたケアにおけるイノベーションを意味します。本学は、栄養、看護、社会福祉、社会保育の4学科がそろっており、まさに人間の誕生から死までのケアのありかたを研究することのできる学科構成になっています。ケアを必要とする人々の課題は複数の要因が絡みあっており、その支援には連携が必要になります。本学では、その期待に応える環境が整っていると言えます。

 「名寄市立大学」は保健福祉の総合大学として、その教育理念は「高度な知識と技術および高い倫理性を有した専門職の育成」と「幅広い理解力・判断力を養う豊かな教養教育」であります。社会が短期的視野に立った実利主義的な風潮になってきているなか、私たちは専門知識だけではなく、現実の社会で起こる様々な変化に対応できる能力を養う教育を重視しています。そのために名寄市を中心とした道北一帯をフィールドとした研究・教育に取り組んでいます。

 いま、大学はその知的財産をいかに社会に還元するかが問われています。地方の大学、特に公立大学には地域貢献が求められています。名寄市立大学も地域の要請に応えるべく、2016年から「コミュニティケア教育研究センター」を新たに設立し、人口減少、少子高齢化が進む地元の活性化に貢献して行きます。本学の総合的専門職養成大学の特徴を生かした保健・医療・福祉・保育(子育て)・食育の視点から産学官の連携を図り、課題解決に向けた先導的モデルの構築を目指します。

 名寄市立大学は日本最北に位置する公立大学で、ときには厳しいですが豊かな自然に囲まれ、「小さくてもきらりと光る」大学を目指しています。4年間の大学生活を充実したものにする各種サークルも豊富で、また就職・進路支援の「キャリア支援センター」も充実しています。専門職として社会で活躍をめざす人はもちろん、保健・医療・福祉関係の研究者あるいは教員を目指すみなさんの入学を待っています。


名寄市立大学 学長
佐古 和廣