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古牧 徳生 教授が翻訳『卓越の倫理 よみがえる徳の理想』を刊行しました

業績概要

論文・書籍等の区分 書籍
本学執筆者 古牧徳生
論文・書籍名 翻訳『卓越の倫理 よみがえる徳の理想 』
著者名(著者一覧) 古牧徳生、次田憲和 共訳
搭載誌名・出版社名 晃洋書房
刊号・掲載ページ等 A5版、本文200ページ
内容要旨

アメリカの哲学者リチャード・テイラー(1919-2003)の”Virtue Ethics:
An Introduction”(1991)の全訳。古牧は全体の下訳を担当した。
本書は近年、再評価されつつある徳の倫理をその淵源である古代ギリシア
思想の中に再構築したものである。SMAPの「世界に一つだけの花」のよう
に「人間はみな平等」と言われながら、そのくせなぜか個性とやらが持て囃
される倒錯した風潮にあって、人間の資質の不平等を直視し、優れた能力
の完成にこそ人間の真の幸福があると力説する本書は、偽善を憎む真に
哲学的精神に富む人々には示唆するところ大であろう。

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