江連 崇 講師(社会福祉学科)が書籍「吉田久一とその時代 仏教史と社会事業史の探求」を刊行しました。
業績概要
論文・書籍等の区分 | 書籍 |
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本学執筆者 | 江連 崇 |
論文・書籍名 | 吉田久一とその時代 仏教史と社会事業史の探求 |
著者名(著者一覧) |
編者:大谷栄一、大友昌子、永岡正己、長谷川匡俊、林淳 執筆者:池田智文、石井洗二、石川到覚、今井小の実、岩崎晋也、宇都榮子、江連崇、碧海寿広、繁田真爾、清水海隆、下重暁子、宮城直子、宮城洋一郎、元村智明 |
搭載誌名・出版社名 | 法藏館 |
刊号・掲載ページ等 |
Ⅴ 吉田史学を超えて 「監獄教誨からみる吉田久一と『近代主義』」(497-523) |
内容要旨 |
吉田久一(1915~2005)は、社会事業史、近代仏教史研究の分野において先駆的な業績を残した人物である。 本書は近代仏教史研究会、社会事業史学会、日本仏教社会福祉学会共催のシンポジウム「吉田久一の歴史研究を問う」(2016年)、「吉田久一史学の継承と展開」(2018年)の登壇者が中心となってつくられた論文集である。 「監獄教誨からみる吉田久一と『近代主義』」(江連)では、宗教と福祉が交錯する監獄教誨を対象として、吉田久一の「近代主義」が如何なるものであったのかを検討した。吉田の社会事業史研究は「生活者」と共に生きることを模索しており、一概に「近代主義」的といえないことを論じた。 |