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古牧 徳生 教授(教養教育部)が翻訳「哲学のアポリア 批判的に思考する」を刊行しました。

業績概要

論文・書籍等の区分 翻訳
本学執筆者 古牧 徳生
論文・書籍名 翻訳『哲学のアポリア 批判的に思考する 』
著者名(著者一覧) 古牧 徳生、次田 憲和 共訳
搭載誌名・出版社名 晃洋書房
刊号・掲載ページ等 A5版 本文184頁 2600円(税別)
内容要旨 本書はアメリカの倫理学者ジェームズ・レイチェルズ(1941-2003)の遺著”Problems from Philosophy”(2004)を息子のスチュアートが改訂した第三版(2011)を基に全訳したものである。古牧は全体の下訳を担当した。内容は、神は存在するのか、死後の世界はあるのか、「私」とは何か、コンピューターは思考できるのか、人間は自由なのか、なぜ道徳は必要なのか、など誰もが一度は考えたことがある人生と世界の重要問題を批判的思考critical thinkingの手法で分析したもので、類書にない明晰さを特色とする画期的な哲学入門書である。一読すれば哲学とは、不変の真理とか絶対の原理で世界を裁断することではなく、筋道を立てて理性的に思考する姿勢そのものであることが自ずと理解できよう。
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