榊原 次郎 准教授(社会福祉学科)が論文 脳卒中患者にとって望ましい相談支援プログラムの実施状況ー脳卒中患者者相談支援プログラム案を用いた会員調査結果よりーを発表しました。
業績概要
論文・書籍等の区分 | 論文 |
---|---|
本学執筆者 | 榊原 次郎 |
論文・書籍名 | 脳卒中患者にとって望ましい相談支援プログラムの実施状況 ー脳卒中患者相談支援プログラム案を用いた会員調査結果よりー |
著者名(著者一覧) | 早坂由美子・取出涼子 |
搭載誌名・出版社名 | 医療と福祉 公益社団法人日本医療ソーシャルワーカー協会 |
刊号・掲載ページ等 | No.113 Vol.57-No.2 P44-55 |
内容要旨 |
本研究は、令和3年度厚生労働科学研究費(循環器疾患・糖尿病等生活習慣病対策総合研究事業)「循環器病に関する適切な情報提供・相談支援のための方策と体制等の効果的な展開に向けた研究」の分担研究である。脳卒中患者に関する適切な相談支援のための方策と体制構築に向けて、日本医療ソーシャルワーカー協会が実施した相談支援プログラム案を用いた会員調査結果を報告した。実践状況は実践割合3.8%~85.7%まで広範囲にわたっており、高実践項目上位はミクロレベルの支援が多く、下位項目はミクロレベルのアウトリーチやメゾ・マクロレベルの組織・地域への働きかけなどであった。低実践群の項目であっても比較的実践できていた属性は、SWの部門管理者がいること、SW部門人数が多いこと、高頻度のスーパービジョン体制であり、高実践に関する可能性のある属性が発見できたことは研究の成果といえる。 |