連携教育カリキュラム
名寄市立大学は、専門職連携教育(IPE:Ineterprofessional Education)を特徴とし、2006年の開学から実践を続けています。
カリキュラムの特色
一人ひとりが関連する諸領域を幅広く理解し、支援サービスの連携・協働においてパートナーシップを発揮できるために、名寄市立大学では「少人数教育」と「連携教育」に重点を置いています。
少人数教育:基礎演習・専門基礎演習
10名程度を1グループとし、学科混成(基礎演習)と学科単位(専門基礎演習)で交互にメンバーを構成することで、様々な教員や学生と交流会を増やし、丁寧な個別対応と早期から学修支援体制を構築しています。また、基本的なリテラシーや、学科の専門性に応じたレポート作成技術など、担当教員が学習過程を一人ひとりサポートします。
連携教育:地域との協働Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ、保健医療福祉連携論
地域課題や対象者のニーズを捉え(地域との協働Ⅰ)、具体的な課題解決に向けた活動を展開し(地域との協働Ⅱ)、地域や「ひと」へのケアを考え行動できる専門職連携の実践者を育成します(保健医療福祉連携論)。また、リーダーシップやコミュニケーション能力、マネジメント能力を総合的に高め、専門職連携を推進するコーディネーターを育成するための選択科目も設定しています(地域との協働Ⅲ)。