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社会保育学科

保育の専門家として高度な力量を身につけ、保育に関わる各分野でリーダーシップを発揮できる人材を育成します。

社会保育学科が求める学生像

 社会保育学科では、「子どもをとりまく社会や環境を広く見据えた保育のあり方を探求し、課題解決に向けて積極的・自発的に学ぶ姿勢をもつ学生」を求めています。

社会保育学科の教育目標

  1. 多様な子どもを理解し、様々な困難を抱えながら育つ子どもを支援する技能を身につけた人材を育む。
  2. 社会的視野から子どもの育ちや権利に関する諸課題を発見し、その解決に向けてリーダーシップを発揮できる人材を育む。
  3. 子どもに向き合い、子どもに寄り添うことのできる、たくましくしなやかな身体と感性、フレキシビリティを備えた人材を育む。
  4. 子ども・家庭支援の基礎となるコミュニケーション力を身につけ、他者との関係性を構築できる人材を育む。
  5. 地域におけて子どもに関わる他職種間の連携・協働におけるパートナーシップを実践できる人材を育む。

 

社会保育学科の定員・取得学位・取得可能資格

定員 1学年50名
取得学位 学士(保育学)
取得可能な資格 保育士資格 本学で所定の単位を取得することにより、
卒業時に取得します。
幼稚園教諭一種免許状 本学で所定の単位を取得することにより、
卒業時に取得します。
特別支援学校教諭一種免許状
(知的障害者・肢体不自由者・病弱者)
本学で所定の単位を取得することにより、
卒業時に取得します。
各種任用資格 社会福祉主事任用資格
児童福祉司任用資格※
児童指導員任用資格
課程相談員任用資格
地方自治体の職員や社会福祉法人等施設職員の職には法律
またはこれに基づく政令により特別な資格
又は職名を有しなければならないものがあります。
この資格を任用資格といい、その職業に就くことで
はじめて有効になる資格です。
本学で所定の単位を取得することにより、卒業時に
取得が可能です。

※児童福祉司に任用されるためには、単位取得のほかに、1年以上の実務経験が必要です。

保育士・幼稚園教諭

 保育士・幼稚園教諭、あわせて「保育者」という専門職は、子どもという「ひと」と向き合う仕事です。本学では、「保育者」として必要な知識や技術はもちろん、地域や野外の活動から得られるさまざまな体験を通じて、すべての「ひと」に対して真摯に向き合い、視野の広い、広く社会を見据えた「保育者」となるような教育を実現しています。また、昨今の社会の変化によって、家族のあり方も大きく変化しています。このような新たな社会に必要な能力をもった「保育者」となるために、常に変化に対応した教育を行います。

社会福祉主事任用資格

 都道府県、市町村において社会福祉主事の職務は、「生活保護法、児童福祉法及び母子及び寡婦福祉法に定める援護又は育成に関する事務を行う」ことです。市町村の社会福祉主事には、さらに「老人福祉法、身体障害者福祉法及び知的障害者福祉法に定める援護、育成又は更生の措置に関する事務」が職務に加えられています。

児童福祉司任用資格

 児童相談所に設置する「児童福祉に関する事務をつかさどる」職が児童福祉司です。「児童相談所長の命を受けて、児童の保護その他児童の福祉に関する事項について、相談に応じ、専門的技術に基いて必要な指導を行う等児童の福祉増進に努める」(児童福祉法第13条)ことが職務内容です。

児童指導員任用資格

 児童指導員は、児童養護施設、知的障害児施設、自閉症児施設、盲ろうあ施設、難聴児施設、肢体不自由児施設などに置かれ、児童の生活指導を行うことを職務内容とします。

家庭相談員任用資格

 家庭児童相談室に配置され、家庭における児童養育の技術、児童に係る家庭の人間関係、その他家庭児童の福祉に関する事項などのうち、主として所内で解決される法的措置を必要としない相談・指導等を担当します。