Influence of Spectator Density and Stadium Arrangement on Home Games in the J. League(関朋昭)
業績概要
論文・書籍等の区分 | 論文 |
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本学執筆者 | 関朋昭 |
論文・書籍名 |
Influence of Spectator Density and Stadium Arrangement on Home Games in the J. League |
著者名(著者一覧) | Tomoaki Seki |
搭載誌名・出版社名 | Football Science(Japanese Society of Science and Football) |
刊号・掲載ページ等 | Vol.8, 16-25, 2011 |
内容要旨 |
プロスポーツにおいて、ホームゲームは有利であることは広く知られている。 ホームアドバンテージの存在である。しかし、この点についての研究は少なく、 特に日本のプロスポーツに関しては研究が進んでいない。そこで本研究では、 Jリーグにおいて「集客率」と「総観戦者数」がホームゲームでの競技成績に 与える影響を検証した。 集客率とホーム有利性との関連は、J1とJ2の5年間(2002-2006シーズン )のデータより統計分析を行った。さらに、チームパフォーマンスとスタジアム 使用パターンを分類化し統計分析した。その結果、ホームスタジアムを1つに 固定した方が必ずしも集客率が高いとは言えず、逆に複数のスタジアムを併 用し高い集客率を得ているクラブも存在した。そして、集客率がホームアドバ ンテージに必ずしも影響を与えるものではないことも明らかになった。これらの 結果をもとに、Jクラブ経営の方向性、そして今後の研究の可能性を論じたも のである。 |
