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平成28年度卒業証書・学位記授与式名寄市立大学短期大学部学長告辞を公開しました。

名寄市立大学短期大学部児童学科の皆さん、ご卒業おめでとうございます。

本日ご出席いただきましたお父様、お母様始め、ご家族、ご親戚の皆様のお喜びもひとしおのことと拝察申し上げます。

卒業生のみなさんには、門出の日にあたり、私の大好きな夏目漱石の次の言葉を送ります。それは、「教師は必ずしも生徒よりも偉いわけではない。また、ときとして間違ったことを教えてしまうこともある。」というものです。この言葉は、われわれ大学教員たるものは常に意識をしておかねばならないものです。「教える側が偉そうにばかりしていてはいけない。だって、間違ったことを教えてしまうことだってあるのだから。」ということです。また、「教えることは教えられること」という他の人の言葉もあります。卒業後皆さんは子供たちに何かを教えたり、子供たちをケアする立場になります。そのとき、その立ち位置から自分のほうが偉いなどと錯覚してはいけません。このことは、「ケアの未来をひらく」であろう保健福祉学部の卒業生の皆さんにも当てはまることだと思います。

次に、「ときとして間違ったことを教えてしまった」場合、どうしたら良いでしょう?そのときは、間違いに気付いた時点でできるだけ速やかに謝りましょう。間違いを正さずにウソでウソを塗り固めるようなことをすると、どんどん自分で自分の首を絞めることになります。「間違っていました」と正直に告白することは勇気がいることではありますが、長い目で見れば、一番賢い方法なのです。「日々誠実に振る舞うことが、その人に人間的な深みを与え、人から信頼される存在へと成長させてくれる」と私は信じています。

以上、私の告示といたします。

平成29年3月23日

名寄市立大学短期大学部学長

寺山 和幸

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