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木下 一雄 助教(社会福祉学科)が書籍「高齢者 安心安全ケア 実践と記録 2016年7-8月号(第13巻第6号)」を刊行しました。

業績概要

論文・書籍等の区分 書籍
本学執筆者 木下 一雄
論文・書籍名 高齢者 安心安全ケア 実践と記録 2016年7-8月号(第13巻第6号)
著者名(著者一覧)

柴田 範子、大井 ますみ、大崎 千秋、及川 ゆりこ、野村 綾子、
赤羽 寛子、小張 弘盛、精田 紀代美、遠藤 慶一、能本 守康、
仁藤 友佳子、木下 一雄、安形 幸子、山崎 美香、水野 雅浩、
小村 一左美、石郡 英一、美濃 良夫 ( 執筆者 全18 名 )

搭載誌名・出版社名 日総研出版
刊号・掲載ページ等

平成28年7月20日 発行
特集3 チームケアを機能させよう!
自立した施設生活を支援するケアプラン立案の工夫と知恵
『できる』ことを増やすかかわりと自立支援型施設ケアプランの実際

全112ページのうちP73~P79( 7ページ )を担当

内容要旨

 現場でケアプランを作成して担当者から、「利用者の多くは、重度介護者で自分の身の周りのことが出来ない人ばかりなので、ストレングスモデルでの支援が難しい」という言葉を数多く聞きます。

 これまで、ストレングスを考える際には、本人の意欲を引き出すことを重視してきました。そのため、ストレングスの源となる利用者の意欲が高まらないとケアプランを実行に移すことが困難になってしまうと考えられてきました。例えば、施設に入所している利用者の方々は、要介護状態にあり極端に自信を失っていて、意欲が低下しているケースが見受けられます。

 そのため、利用者の意欲を引き出す要因を探すことばかりに重点を置いてしまい、目に見えるストレングス探しばかりに意識が向いてしまい、何とかして探し当てたストレングス情報を頼りにして、プラス面に焦点化したポジティブ思考の表層的なケアプランを作成することになってしまいがちでした。

 本文の中では、目に見える身体面のことばかりに目を奪われることなく、いろいろな角度から多面的に見る視点を重視し、しっかりと想像力を働かせて、丁寧に関わっていくためのケアプラン作成方法を解説しております。

 本文で解説している視点を持たなければ、いくら利用者本人の情報を収集したとしても、本人の真のニーズを反映したケアプランを作成することはできないのではないかと思います。

 つまり、これから目指すべきケアプランとしてもっとも大切なことは、利用者の本意をつかむことであり、表面上の言動や行動と心の中で抱いている本心の違いを感じ取り、把握することができる判断能力を身に付けていくことこそがケアプラン作成者に求められているスキルであると言えます。

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