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木下 一雄 助教(社会福祉学科)が書籍「シナプスの笑い ~精神障がい体験者がつくる心の処方箋 Vol.29」を刊行しました。

業績概要

論文・書籍等の区分 書籍
本学執筆者 木下 一雄
論文・書籍名 シナプスの笑い ~精神障がい体験者がつくる心の処方箋 Vol.29
著者名(著者一覧)

森田 茂代、木下 一雄、森越 まや、松田マツ、加川 椿、綿ノ木 六歩
(執筆者 全5名)

搭載誌名・出版社名 ラグーナ出版
刊号・掲載ページ等

2016年6月20日 発行

これからの精神科病院 ― 支援者、入院体験者が語る未来の形

「支援者が語る 東日本大震災、そして出会って、さようなら

-いらだちさん、ありがとう-」

全125ページのうち P32~P34を担当

内容要旨

 東日本大震災が起こった時に精神科ソーシャルワーカーとして、現場で関わった患者さんとの半年間に渡る思い出と別れをまとめた文章です。この患者さんは、2011年3月11日に起こった東日本大震災で甚大な被害に直面し、そのことがきっかけで精神的に不安定になり、徐々に認知症状が進みました。

 地震発生直後は、近隣の入居できる精神科病院、特別養護老人ホーム等どこも機能しておらず、受け入れ困難な状況にありました。

 自身が勤務していた精神科病院は埼玉県にあり、埼玉県が精神疾患を抱えている患者さんの受け入れを表明しており、受け入れ指定施設になっていたため、その患者さんの受け入れに名乗りを上げました。

 そこから、看護部長と事務長、作業療法士と私の4名で福島県南相馬市に迎えにいき、夫婦そろって当院の精神科病院に入院することとなりました。患者さんの兄弟は震災で亡くなってしまい、長男が千葉県に住んでいたため、その後の対応も可能との事で入院になったのです。

 患者さんが、入院に対して激しく拒絶し、入院中様々な出来事に直面し四苦八苦して、1日3時間以上も話したこともありました。そんな現場で勤務していた頃の精神科ソーシャルワーカーとしての思い出のできごとを綴りました。

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