トップ > 教育研究・地域貢献 > 教員研究・表彰一覧 > 田中 利宗 教授(社会福祉学科)が学術論文「『殖民公報』に掲載される慈善救済関連記事について(1) - 北海道の子ども福祉を追究する史資料として -」を発表しました。

田中 利宗 教授(社会福祉学科)が学術論文「『殖民公報』に掲載される慈善救済関連記事について(1) - 北海道の子ども福祉を追究する史資料として -」を発表しました。

業績概要

論文・書籍等の区分 論文
本学執筆者 田中 利宗
論文・書籍名 『殖民公報』に掲載される慈善救済関連記事について(1)
- 北海道の子ども福祉を追究する史資料として -
著者名(著者一覧) 田中 利宗・田中 康子
搭載誌名・出版社名 「道北福祉」
道北福祉研究会
刊号・掲載ページ等 第6号 23-49
内容要旨  『殖民公報』は、「北海道近代史のあらゆる分野についての研究にとって必要な史料であった。」(榎本守恵「『殖民公報』と北海道開拓」札幌大学経済学部附属地域経済研究所『地域と経済 第6号』2009.45-52)と評価され、かつ、『殖民公報』が担った役割が明らかにされている。
 ではなぜ、『殖民公報』に「慈善救済に関連する記事」が掲載されたのであろうか。
 その疑問に対して、『殖民公報』は、新天地と称された北海道内においても、「① 天皇制的慈恵の再編確立。② 上からの政策的擬似自発性としての中間国体の編成、そして隣保相扶・家族相助の再編、③ 経済と道徳の調和、救済事業の道徳主義的傾向。④ 救済事業の国家財政負担の軽減化と『日本型』防貧、⑤ 篤志善行のイメージ化とその推奨」(吉田久一『社会福祉と日本の宗教思想』2003.235)が存在したことを教える。
お知らせ