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コラム@N­CU - ­第4回 『自由』」荻野 大助

みなさん,こんにちは.名寄市立大学の荻野大助と申します.もともと北海道生まれ北海道育ちでありますが,本州や海外の大学,留学,研究所を経て道外から久々に戻ってきて,今年の四月に着任しました.大学で統計学や公衆衛生学などを担当しております.

テーマ「自由」ということですが,私自身の人生を振り返ってみますと(振り返るほど長くはなく,少し大げさですが)高校生のときに「自由」を経験しました.高校時代といえば,人生の中で最も感受性が豊かな時期ではないでしょうか.勉強や課外活動が主でありますが,それ以外にいろいろと吸収し,人格形成される重要な時期であるとも言えるでしょう.私もご多分に漏れず,この時期に大きな影響を受けたのかなと思っております.

高校には,校章,校訓,校歌,校則等いろいろな制定があると思います.高校によって千差万別であり,地域による特色が含まれることもあり多岐にわたります.私は,高校生時代これらの制定に対してあまり意識したことはありませんでした.私が通っていた学校は,校則がなく基本的に自由であったため,例えば,服装(制服),髪型,帰宅時間や勉強時間など決まりはありませんでした.言い換えれば社会通念上許されれば,何をしてもよいということになります.

自由の利点としては,縛りがないぶん開放感が得られることではないでしょうか。しかし一方で,自由には自分自身で決めたことや判断に対して責任が伴います.学生であれば,学校での活動時間以外は基本的に自由だと思います.一日の時間について考えた場合,自由に割り振ることができるとしたら,どのように時間配分を決めたらよいでしょうか.勉強する時間,塾に行く時間,習い事をする時間,課外活動をする時間,食事や風呂に入る時間,本を読む時間,遊ぶ時間,寝る時間,その他多様に設定できると思います.時間の使い方についてあまり意識していない学生が多いかもしれません.学生から社会人になると「学生時代は自由な時間がたくさんあったのに」,「もっといろんなことをやっておけばよかったと後悔している」というような話もよく聞きます.私自身は高校時代に自由な環境に置かれ,とても楽しく過ごしたので良かったのですが,自由の意味を理解していなかったので,つまり楽しみのために重点的に時間配分を取りすぎたために,後々苦労することになりました.皆さん,是非有意義な時間を過ごして欲しいと思います.

高校生活3年間でいろいろな壁にあたり,試行錯誤することが多いと思います.社会に出れば岐路に立たされる機会は度々あるでしょう.これから自由に自身で判断・決断できる場面が増えると思いますが,特に悩んだときは人生の先輩である両親,先生と相談して,友人と情報交換することで悩みを解決し,前へ進んでいって欲しいと思います.

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