トップ > 入試案内 > 入試過去問題 > 平成25年度 名寄市立大学 入試問題

平成25年度 名寄市立大学 入試問題

「小論文」評価の観点

本学では以下の観点から「小論文」を評価・採点しています。

1.推薦入学試験、社会人選抜試験

問1
・課題文の趣旨を理解し、設問に指定字数以内で適切に答えているか。

問2
・設問を理解し、適切な根拠や理由をもって自らの意見を述べているか。
・指定字数を守った文章であるか。
・文脈に乱れがなく、日本語の文章として正確・平明であるか。

2.一般入学試験(前期、後期)、編入学試験

・設問を理解し、適切な根拠や理由をもって自らの意見を述べているか。
・指定字数を守った文章であるか。
・文脈に乱れがなく、日本語の文章として正確・平明であるか。

※ 著作権保護のため、課題文の全文を掲載することはできません。
 小論文に関する質問がありましたら、高校または予備校の進路指導部を通して本学事務局「広報入試係」に連絡してください。
 高卒認定による受験や社会人選抜・編入学受験の場合は、直接「広報入試係」に連絡いただいてけっこうです。

平成25年度推薦入試・社会人選抜「小論文」問題


課題文: 「友だち幻想 人と人の〈つながり〉を考える」 菅野 仁 ちくまプリマー新書 平成20年

試験時間: 90分


次の文を読み、あとの設問に答えなさい。

課題文第1段落:では大人になるということは一体どういうことなのか。
課題文最終段落:例えば難しい仕事を何とかやりとげた喜びや、組織の中でそれなりにストレスなどを感じながらも評価されるとか、最初は自分には全然向かないと思った仕事がこなせたときに、「あ、自分って案外こういう分野でもできるのかな」というような知らない自分に出会ったりとか。そういううま味は、苦味の先にあるのです。一言で言うと、苦味を味わうことを通して味わううま味というものを経験できるようになることこそが、大人になるということなのだと思うのです。

問1:「大人になる」ということを著者はどのようなことと考えているか。200字以内で説明しなさい。

問2:課題文を読んで、「大人になる」ということについてあなたが考えることを、600字以上800字以内で述べなさい。

平成25年度一般入試前期日程「小論文」問題


課題文: 「不幸な国の幸福論」 加賀乙彦 集英社新書 平成21年

試験時間: 90分


次の文を読み、あとの設問に答えなさい。

課題文第1段落:今、私たちのまわりには、「負け組」「勝ち組」、「セレブ」「下流」、「モテ」「非モテ」(異性にモテる人、モテない人)など、人間をランク分けする言葉があふれています。最初のうちこそ嫌な言葉だと顔をしかめる人が多かったようですが、そのいくつかはいつの間にか市民権を得、ごく当たり前に使われるようになっている。
課題文最終段落:長い人生、何があるかわからない。大企業の倒産も珍しくなくなった今のような時代では、勝ち組やセレブと呼ばれる立場からいつ転落しないとも限りません。
幸せに対する思い込みが強い人ほど、そこからはずれたときは脆(もろ)い。失ったもの以外にも多種多様な幸せがあるのに、過去に執着して今の自分を否定し、心を未来に向けにくいのです。

問 :著者が言う「人間をランク分けしたり、人あるいは自分にレッテルを貼る」ことについて、あなたが考えることを800字以上1,000字以内で述べなさい。

平成25年度一般入試後期日程「小論文」問題


課題文: 「生きる覚悟」 上田紀行 角川SSC新書 平成23年

試験時間: 90分


次の文を読み、あとの設問に答えなさい。

課題文第1段落:我々日本人は「同調圧力」に弱い民族、という側面を持っています。そして、この「同調圧力」から私たちをいかに自立させていくのかを、私はずっと考え、行動してきました。この「同調圧力」によってもたらされる絆も、実は「得」の絆なのです。
課題文最終段落:それは、その女の子の心にとっては、「不安解消」という「利得」のある行動なのです。私たちは、自分自身の不安を抱えた心が「得」だと思ってしまう行動を取らされているのです。ですから、そこには心理的な「得」の絆があります。経済的な「得」の絆と共に、一見私たちに「得」をもたらしているように見えますが、実際には私たち日本人を不自由にし、不幸せにしてしまう絆のあり方なのです。
 
問 :著者が言う「同調圧力」に同調する、あるいはそれから自立するということについて、あなたが考えることを800字以上1,000字以内で述べなさい。

平成25年度編入学試験「小論文」問題


課題文: 「グローバル・マインド 超一流の思考原理 日本人はなぜ正解のない問題に弱いのか」 藤井清孝 ダイヤモンド社 平成21年

試験時間: 60分


次の文を読み、あとの設問に答えなさい。

課題文第1段落:世界広しと言えども、「抗菌グッズ」がこんなに売れている国は日本しかない。
課題文最終段落:多様性はエネルギーの源だ。世の中を見渡してみると、純血主義よりも雑種のほうが生命力のあることがわかる。日本人の持つ「潔癖性」が、自分と異質のものを排除する方向に向かわないことを祈るばかりだ。

問 :文中傍線部の「自分の免疫力をつけていく」ということについて、あなたが考えることを600字以上800字以内で述べなさい。

お知らせ