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平成23年度 名寄市立大学 入試問題

「小論文」評価の観点

本学では以下の観点から「小論文」を評価・採点しています。

1.推薦入学試験、社会人選抜試験

問1
・課題文の趣旨を理解し、設問に指定字数以内で適切に答えているか。

問2
・設問を理解し、適切な根拠や理由をもって自らの意見を述べているか。
・指定字数を守った文章であるか。
・文脈に乱れがなく、日本語の文章として正確・平明であるか。

2.一般入学試験(前期、後期)、編入学試験

・設問を理解し、適切な根拠や理由をもって自らの意見を述べているか。
・指定字数を守った文章であるか。
・文脈に乱れがなく、日本語の文章として正確・平明であるか。

※ 著作権保護のため、課題文の全文を掲載することはできません。
 小論文に関する質問がありましたら、高校または予備校の進路指導部を通して本学事務局「広報入試係」に連絡してください。
 高卒認定による受験や社会人選抜・編入学受験の場合は、直接「広報入試係」に連絡いただいてけっこうです。

平成23年度推薦入試・社会人選抜「小論文」問題


課題文: 「学校教育のデジタル化」 柳田邦男 北海道新聞 平成22年8月16日

試験時間: 90分


次の文を読み、あとの設問に答えなさい。

問1:著者が「学校教育のデジタル化」に反対する理由を二百字以内で説明しなさい。

問2:「学校教育のデジタル化」ということについて、あなたが考えることを六百字以上八百字以内で述べなさい。

平成23年度一般入試前期日程「小論文」問題


課題文: 「生きていく力」  宮尾登美子 海竜社 平成21年、「リーダーになる人に知っておいてほしいこと」 松下幸之助

試験時間: 90分


次の二つの文A、Bを読み、あとの問に答えなさい。

課題文A第1段落:先日、若いひとたちとおしゃべりする機会があって、その席上私が、「昔はね。病気と恋とお金の三つの苦労をしないと、人間として一人前じゃないっていわれたものよ」というと、たちどころにナンセンス!  と指が鳴り、「そういうものにもろにぶつからないよう、頭を使うのが現代人じゃないですか」 と反撃された。

課題文A最終段落:私など、生来大へん短期でわがままものなのだが、若いとき結核と心臓病を患ったせいでじーっと焦らないで恢復を待つ、という我慢の態度をいくらかは身につけたし、また二度にわたってのどん底生活でお金の有難ささがよく判った。恋だって決してゲームと考えたことはなく、結構失恋もして泥沼でのたうち廻った経験もないとはいえない。今は、若い人たちが望めばある程度は叶えられる世の中になったし、自らあえて苦労を求めよとまではいわないが、苦労を恐れて予防線を張るよりも、一度はぶつかってそのあとの経験を自分の血肉とする生き方により共感を感じるのである。

課題文B第1段落:ぼくから見たら健康であり、人並みの学問をして、人並みの知恵さえあれば、何一つ不足はないはずや。そやから、諸君は幸福がそれぞれ一身に集まっているようなもんや。そういうふうに考えないといかんな。

課題文B最終段落:昔、ぼくの子どもの時分には、苦労は買うてでもせいと言うたわけや。みずからお金を出して買うてでも、苦労をやれと。それほど苦労というものは必要やと言うていた。成功したときに人生を語るうえにおいても、それがものをいうしな。あんまり無事平安にいくと後日物語がない。後日物語があるほうがええわけや。だから、少々の苦労は買ってでもしないといかん。そういうつもりでおるのやったら、もう言うことあらへん。最前から皆さんの返事を聞いていたらだいたい当を得てるから、心配ないとぼくは思う。


問 :二つの文で著者たちが言う「若いときの苦労は買ってでもせよ」ということについて、あなたが考えることを八百字以上千字以内で述べなさい。

平成23年度一般入試後期日程「小論文」問題


課題文: 「生き方の演習—若者たちへ—」 塩野七生 朝日出版 平成22年

試験時間: 90分


次の文を読み、あとの問に答えなさい。

課題文第1段落:「若者」たるもの、「オトナ」が自分たちをわかり理解してくれるなどということを、絶対に期待してはいけない。

課題文最終段落:残るは、だから、理性的なるものしかない。世代間の対決は、堂々と、論理の対決で行われて欲しいのだ。

問:「世代の断絶」ということについて、あなたが考えることを八百字以上千字以内で述べなさい。

平成23年度編入学試験「小論文」問題


課題文: 『ほんとはこわい「やさしさ社会」』 森真一 ちくまプリマー新書 平成20年

試験時間: 60分


次の文を読み、あとの設問に答えなさい。

課題文第1段落:現代日本人は仲間関係において、対等性の原則をきびしく守ろうとします。

課題文最終段落:こうして、友人や仲間といるときであれば、場の空気を読んで、スムーズな会話や「ノリ」が実現できる技術が必要となります。楽しさというあらたな「結合作用」が不可欠だからです。それがないと、集団はバラバラになるかもしれません。言いかえると、楽しく時間をすごすことで、はじめておたがいが友人・仲間であることを確認し、仲間集団が維持できるのです。だから、ひとを傷つけて、「場がシラける」ことのないように、予防的やさしさというきびしい非公式ルールが成立し、多くのひとがそれを守っているのです。

問 :著者が言う仲間集団の有り様や関係について、あなたが考えることを六百字以上八百字以内で述べなさい。

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